新入社員、丁寧に教える?自分で考えさせる?
新入社員を迎える季節です!
新入社員が入ってきたら、丁寧に優しく教えたほうがいいと思いますか?それとも、主体性を重んじて自分で考えさせたほうがいいでしょうか?毎年、数多くの新人や若手向けの研修を担当しているJMAM講師陣に対して、この質問をしたところ、次のような結果が出ました。
〔A:丁寧にやさしく教えるほうがよい、を選んだ理由〕
- 何もわからない新人には、1から教えてあげるほうがよい
- まずは、誤った行動を起こさせないことを優先させる
- 本人に考えさせるのは次のステージからでOK
〔B:主体性を重んじて自分で考えさせるほうがよい、を選んだ理由〕
- 自分で考えずに、安易に答えを探そうとする傾向があるから
- 最初は丁寧に教えるが、徐々に手離れしていくことこそが大切
- いつでも教えてもらえるという甘えにならないようにするため
お客様先で間違った行動をとらないように、基本をきっちり教えることはもちろん重要。と同時に、自分で考えずに、正解を求めがちな新入社員に対しては、自分で考えさせるように段階的にアプローチしていくことも大切なようです。
新入社員がいまどの段階にいるのか、取り扱うテーマ・内容が何なのかなど、状況にあわせて2つのアプローチを使い分けるという大前提の上で、強いて言えばどちらのスタンスを重視するか・・・そこに各講師の個性が出たようです。
読者のみなさんは「強いて言えば」どちらですか?