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執筆者: 岩井 信也

ゲーム形式の研修の効果と活用方法

新しい挑戦してみました

先日、東大の藤本先生が主催する「教育用ゲームの設計をする」というユニークなワークショップに参加しました。私は、「パリに進出!お弁当屋さん経営ゲーム: Bento boutique à Paris」というゲームの設計をして発表しました。<!–more–>

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ゲームのツールはパリ全20区の地図がプリントされたゲームボードと店舗や従業員を示すブロック、戦略立案プロセスや各期毎の決算を書き込むシート、農産物の不作やトラック運転手のストライキ、従業員の退職など不測の事態が起こるイベントカードなどで構成されています。このゲームの学習要素は、「経営戦略」「財務・会計」「<a title="実務に活かせるマーケティング" href="http://www.jmam.co.jp/productservice/training/lecturer_info/lecturer_016.html?utm_source=hkb150611&amp;utm_medium=social-media&amp;utm_campaign=ptnr" target="_blank">マーケティング</a>」「組織マネジメント・人材開発」といった企業経営全般に及ぶわけですが、弁当屋経営を通して、ビジネスの仕組みを一連の流れで体感し、初学者にとっては抽象度の高すぎる学習内容への興味喚起、そして自己のキャリア設計へのきっかけづくりを目指しています。

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私はゲーム形式の研修の最大の特長は「講義・グループディスカッション・シミュレーションなど複数の学習形態を柔軟に組み合わせられる」点にあると考えています。その他にも「ビジネス上の理論をわかりやすく図示できる」、「意思決定プロセスを体験できる」、「チームで共同作業できる」、「手法やツールそのものに参加者の創造性を刺激する力がある」といった効用があります。このような効用は、経営管理・マーケティングなどビジネス戦略系の研修にフィットするだけでなく、リーダーシップ研修・チームビルディング研修・意思決定手法研修などの組織活性、マネジメント系の研修にも応用可能です。同じ学習目標の研修でも、その研修スタイルの違いによって受講者の理解レベル、心理的なインパクトや、研修後の行動変化に差が生じるのは皆さんも良くご存知だと思います。今回の「教育用ゲームの設計をする」というワークショップへの参加で、改めてその点を再認識しました。教育専門家達の前でのプレゼンテーション時の反応も上々だったので、今後の研修教材開発に活かしていこうと意を強くした次第です。

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